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企業・教育機関
日本とインドネシアの架け橋となる、若い人材の育成を支援したい
Vice President
BJTを受験した経緯
当社はもともとローカル資本100%の会社です。今年で設立43年目ですが、3年前に日本の三菱商事の資本が入り、日本人が経営陣に加わり常駐するようになりました。この3年間は意図的に大学で日本語を学んだ学生を採用し始めています。彼らは日本語の基礎力はあるので、より高い目標を持ち、日本語学習を続けてもらうための動機づけとして、昨年BJTを受験させました。他の社員には、日本語の素養がコミュニケーション能力として会社から評価されることを知ってもらいたいと考えています。今後日本語の素養ある人材を増やしていきたいと思っており、これから入ってくる後輩への動機づけにもなればと思います。
インドネシア人の若者への思い
インドネシアの経済成長を背景に、多くのインドネシア人の若者は、将来的に様々な展望を描いていると思います。一人ひとりが自分の将来を具体的にイメージすることはとても大切であり、そこで日本語の素養も役立つツールになることを知ってほしいと思います。
また、個人的なボランティア社外活動として、インドネシア人現役大学生の劇団「en塾」(*)で4年前から公演本番での舞台ライティングに携わっています。この劇団では、日本語能力の向上に加え、大道具・小道具や衣装、音楽までメンバーで手作りし、日本の文化やチームワークの大切さも教えています。
社内、外で接する20代の若い世代の中で、日本語をきちんと学び、将来的に日本とインドネシアの架け橋として活躍できる人材が増えるよう、今後も支援していきたいと考えています。
*en塾について
※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。