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企業・教育機関
ベトナム人社員の日本語能力の向上と、その評価にBJTを活用しています。
Deputy General Director ハノイ本店長
当社はハノイ市とホーチミン市の2拠点で事業を展開しており、ハノイ市においては日本企業向けのBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、ホーチミン市においては建築工事請負を事業として展開しています。
BPO事業については、親会社である大和ハウス工業やグループ会社から戸建住宅・賃貸住宅の生産・施工に関する設計業務、社員の経費精算などの経理業務を受託しており、業務で扱う業務システムや資料は全て日本語、また、お客様との電話や電子メールでの質疑応答や会議も日本語で行っていることから、日本語能力は必須であり、日本語能力が品質・生産性・お客様へのサービスに影響を及ぼすと言っても過言ではありません。
当社ではBPO事業が日本企業向けであることから、ベトナム人社員の日本語能力向上に取り組んでおり、日本語能力に応じたインセンティブ制度を導入しています。昨年度からはBJTもその制度の一環として採用しています。BJTは世界中の受験者全員が同じテストを受験することから、統一の尺度で受験者の日本語能力が判定できるため、当社の社員一人ひとりの日本語能力が、世界において、ベトナムにおいて、社内において、公平に比較評価できるという理由から採用しています。
当社は、事業を通じた人材育成を理念の一つとしており、日本語能力や業務スキルだけでなく、人格面などの人間力も成長させることで、さまざまなビジネスの場面において、ベトナム人社員を活躍させることが責務と考えています。
ひいては、我々と共に働くことで成長し、大和ハウスグループの創業精神を継承したベトナム人社員が、ベトナムでの新規事業の推進など、色々な場面で活躍できる環境や機会をつくり、整備していきたいと考えています。
※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。