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企業・教育機関
当社におけるローカル社員の採用と育成方針
キョウエイ・スチール・ベトナム社
General Director
山川 薫 様
General Director
当社(KSVC)の育成方針は「チャレンジ精神のある人を育てる」事です。人材育成の課題はまずコミュニケーションの円滑化です。日本語通訳を使っていますが、まだまだ語学教育は軌道に乗っていません。BJTは社員の日本語学習のいい機会です。しかし将来更にアジアへの展開を考えると英語も欠かせません。
当社は100%日系の会社であり、日本の品質管理で日本の製品と同等なものを造る事を目指しています。その為には語学としての日本語ではなく、製造業としての日本語、鉄鋼業としての日本語の概念を理解したベトナム人を育成することを目指しています。
品質向上のためには整理整頓が不可決であり、その整理整頓が安全につながり品質も向上する。安全と品質は同義語であると理解してもらうようなことが必要です。工場では「ご安全に!」の日本語の挨拶がようやく日常化してきました。
ハノイ工科大学のインターンシップ学生10人を7週間受け入れます。これは正式な単位としての授業の一環です。今この学生たちと昨年今年の新卒社員も巻き込んで一緒に教育をしています。BJTも教育の一環で採用したいと思っています。
※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。