Voice
受験者
簿記の資格と習得したビジネス日本語を活かして、日本の企業の経理業務を担当
日本語の響きに惹かれ、留学を決意
大学生の時、初めて日本へ旅行に来ました。その時に感じた、街の雰囲気や聞こえてくる日本語の響きがとても好きになり、日本に留学して日本語を学ぼうと決心しました。留学して初めの10カ月間は、日常会話を学ぶ為の日本語学校に通い、日本語能力試験N1を取得しましたが、ビジネス日本語を勉強しスキルアップをしたいと思い、専門的な長沼スクールで学ぶことを決心しました。
留学生活の中で、日本語に触れる機会を習慣化
学校では、話題になったニュースを発表する授業があり、新聞やテレビを欠かさず見るようにしていました。しかし、韓国では漢字を学ぶ機会が少なかったため、覚えるのにとても苦労しました。テレビを見ていて分からない言葉があれば、メモを取って調べるということも習慣にしていました。また、喫茶店でアルバイトをしていた為、幅広い年齢層の日本人と接することができ、敬語を学ぶ良い経験となりました。
日本企業に就職し、資格と留学で培った経験を活かす
韓国の大学では会計学が専攻だったので、日本に留学して6カ月目で簿記の資格に挑戦しました。 まだビジネス日本語を学んでいない時期だったため、日本語での試験はとても難しかったのですが、合格することができました。その後、資格を活かして日本の企業で働きたいと思い、就職フェアに参加し、現在勤務している不動産会社の経理業務の仕事に巡り合うことができました。学校でビジネスマナーを学んでいたお陰で、ビジネスシーンでのメールや電話の取り次ぎは苦労することなく実践できました。
BJT受験が、ビジネス場面での表現力を磨くきっかけに
社会人3年目でBJTを受験しましたが、普段使わない言葉や、忘れてしまった言葉を思い出すきっかけとなりました。BJTの対策は、公式テキストのCDを繰り返し聴くことで、試験の傾向を掴むことができました。語彙が増えると、ビジネス場面での表現力が豊かになるので、今回改めて勉強することができて良かったです。 日本の企業は、とても良い環境なので、今後も日本で働いていきたいです。今では趣味の時間が作れる余裕が出てきたので、ヴァイオリンを習ったり、山登りに行ったりしています。今後も様々なことにチャレンジし、充実した毎日を過ごしていきたいです。
※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。