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受験者
日本留学経験を活かし、中国との橋渡しをしたい
日本留学の経緯
中国で大学を卒業後、現地の企業で就職しましたが、日本から一時帰国した友人に勧められ、2005年に日本に留学、日本語学校に入学しました。1年次で日本語能力試験の2級に合格、2年次に1級を取得しました。卒業後は、より専門的に日本語を勉強するため、日本語学科のある大東文化大学に進学することを決めました。
授業以外で日本語を話す機会を増やし、更に能力向上を目指す
日本語能力を高めるため、学校以外でも使用する機会をなるべく多く持てるようにしました。アルバイトでは焼肉屋のホールを担当していましたが、大学入学から大学院卒業までの6年間勤務し、リーダーになることができました。働き始めた頃は、お客さんからの電話対応やマナーを覚えることに苦労しましたが、日本人スタッフの話し方を聞いてマネをしたり、コミュニケーションの取り方を見て勉強をしました。N1の次の目標としてBJT受験のための勉強をしましたが、BJTの教材を通し、学校では学ばない生の日本語に触れることができたと思います。
現在の仕事内容と今後の目標
現在、大東文化大学の北京事務所で勤務しています。中国の地方都市では特に、日本留学関係の情報が少ないため、留学説明会などに参加し、自分の留学経験を基に日本の留学生活に関する話をしています。これからも中国から日本に留学したいと考えている学生に対し、もっと充実した情報を伝えたいと考えています。
※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。