漢検を評価・活用している企業
凸版印刷株式会社
「トッパンチャレンジスクール(通信教育)」で漢字能力検定2級受検講座を活用しています
西日本事業本部 総務部 部長
小林 広治 氏
凸版印刷では「採用」「配置」「育成」「活用」「処遇」という一連の流れを通して人財開発を進めています。人財という言葉は、人を単なる労働力としての「人材」ではなく、目標達成のために必要な会社の財産であると考えているからです。
人財開発の施策には、OJT、OFF-JT、自己啓発を組み合わせた形で展開され、従業員が主体的に自らのキャリア開発を行い、成長しようとする手段として「トッパンビジネススクール」が活用されています。
「トッパンビジネススクール」は、集合型研修、通信教育、DVD学習の3本の柱で構成され、学習したい内容、方法に合わせて幅広く支援するツールとコンテンツを揃えています。中でも、当社としては最も歴史のある自己啓発支援制度である『トッパンチャレンジスクール(通信教育)』において、漢字能力検定2級受検講座を推奨しています。『トッパンチャレンジスクール』は全ての社員を対象としたものですが、特に入社3年以内の若手や昇格昇進した社員に対しては、積極的な活用を呼びかけています。頭が柔らかい時期に多くのことを学び、ステージが変わる節目において視野視点を広げる、ということを期待しているからです(若手社員や管理職が漢字能力検定2級受検講座に挑戦する姿はよく見受けられます)。
漢字能力検定の学習は、社会人としての教養も身につけることができることから人気の講座となっています。漢字能力検定2級は、常用漢字の読み書きのみならず、常用漢字の正しい使い方、表し方を学ぶことができ、印刷会社では不可欠であり、校正業務のレベルアップにもつながっています。
PC機器を使いこなすためにも、漢字能力は不可欠と言われています。今後も世の中に出回る言葉や活字にアンテナを張り、語彙を蓄えていけるよう、漢字能力検定の学習を継続していきます。
※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。