漢字教育サポーター紹介制度
サポーター活動例
クイズやパズルで漢字を楽しく学びながら脳トレに役立てます。
サポーター情報
登録番号:100490
活動地域:大阪
対象:高齢者
活動場所:公民館
いつ、どのような講座をなさったのですか?
2022年度は大阪市内外の老人福祉センター(4ヶ所)や公民館(2ヶ所)にて、計のべ21回の講座(すべて90分間)を実施しました。
各回の前半は、漢字に関するさまざまなテーマについてクイズを交えながら講義します。テーマは、「漢字のあれこれ」「漢字の成り立ち」「熟字訓と当て字」「四字熟語と漢字」「国字」「干支の漢字」「年齢の漢字」「創作漢字」「異体字」「慣用句・ことわざの漢字」 等々。例えば「漢字のあれこれ」の場合、「漢字はいつごろ生まれた?」「世界中でどのくらいの人が漢字を使用している?」「漢字はいくつある?」「最も画数の多い漢字は何画?」などについて4択問題を出し、答え合わせと逐一解説を行います。
後半は、受講生の方に脳トレに役立つ漢字パズル・クイズ(問題は各種辞書や市販の書籍等を参考にして作成)に取り組んでいただいた後、答え合わせと逐一解説を行います。
講座を行う上での指導の工夫やポイントがあればお聞かせください。
講座を行うにあたって、以下のような点に努めています。
(1)受講生との距離を縮める。
この種の講座に初めて参加される方が多い中、最初に受講生の漢字に対する悩み(読めるけど書けない、簡単な字が思い出せない、等)を聞き出すなど問題意識の共有につながるような話題を提供し、あるいは漢字による脳トレ効果がいかに役立つか、などについてお話しします。
(2)しっかりと時間管理を行う。
限られた時間内で受講生に少しでも効率的に、しかもわかりやすくポイントを伝えるためパワーポイントを使用し、とかく時間のかかることが多い板書はなるべく減らすようにしています。また、受講生のレベルや理解度をみながら、もし時間に余裕がある場合には追加の教材を準備するなどして対応します。
(3)受講生とのコミュニケーションづくりを心掛ける。
前半の講義では、話が一方的にならないよう、4択のクイズ形式等により受講生に必ず手を挙げていただくなど、講座への参加意識を高めていただきます。また後半の脳トレクイズ・パズルへのチャレンジでは、解答時間中に受講生の間を巡回し、各人の進捗度や理解度に応じて適宜個別にアドバイスを行います。
主催団体や受講者からの反応はいかがでしたか?
講座後の受講生アンケートでは、
・「わかりやすかった。次回があれば参加したい。」
・「漢字のことで知らないことをたくさん教えてもらえたので良かった。」
・「漢字のパズルは面白い。頭を使うことが少なくなっているので、やってみようかなと思った。興味を持った。」
・「久しぶりに頭の疲れを感じたが楽しかった。」
・「脳トレは思った程簡単ではなかったけれども、また頑張ります。」
・「このような講座を月1回続けてほしい。」
など、おおむね好評をいただいています。
そのおかげもあって、主催団体からは何度もリピートオーダーをいただいており、実際に前回参加された受講生もその多くが続けて参加されています。
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