漢字教育サポーター紹介制度
サポーター活動例
書店で子ども向け漢字講座を開催。
サポーター情報
登録番号:110378
活動地域:兵庫
対象:小学生
活動場所:書店
いつ、どのような講座をなさったのですか?
地元の書店が子どもたちを集めて行っている「論語塾」の後に、「漢字塾」として漢字の「成り立ち」を教える講座を開催しています。毎月第二日曜日に、小学生30名程を対象とした20分程度の講座です。今年で7年目になりました。
講座を行う上での指導の工夫やポイントがあればお聞かせください。
漢字を習い始めの小学生たちは、漢字といえば「書いたり覚えたりするもの」というイメージばかりなので、「漢字の成り立ち」といっても何のことなのか理解できません。だから絵や図を用いたプリントを作成し、子どもたちが楽しみながら漢字を理解できるように工夫しています。
また、漢字が苦手な子でも、自分の名前の漢字には興味を持ちます。ですので、子どもたちの名前を聞いて、成り立ちや現在の使われ方を調べて教えるということもしています。漢字への興味や関心を引き出すには、まず楽しませることが大切です。
このほか、成り立ちの説明以外にも「筆順」「十二支」「熟字訓」そして「使い分け(変わる、代わる、換わる、替わる)」なども取り入れることで、子どもたちが漢字に興味を持つきっかけとなりました。
主催団体や受講者からの反応はいかがでしたか?
最初はぼーっと聞いていた子もいて、興味があるのか不安だったのですが、「怖い意味の漢字がある」「女の人の漢字が多い」など、なんとなくでも関心を持ってくれているようです。
漢字を正しく書く、覚えるという反復的な作業ではなく、成り立ちや意味を知ることで興味を持ってもらいたく話していたのですが、想定外にも保護者の方、本屋さんに来ているお客様から「目からうろこだった!」と言われることもあります。
また、この講座を聞きに来てくださった学習教室の先生から、教室での漢字講座をご依頼いただきました。
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