漢字の講義やゲームを通して、漢字学習への意欲を向上させる

いつ、どのような講座をなさったのですか？

　2024年1月に小学校へ行き、二日間漢字の授業を行いました。各日90分の授業で、前半は「漢字BINGO」や「イラスト伝言ゲーム」をゲーム形式で行い、後半では自作の漢字ゲームや漢検の過去問題を使用して実際に演習を行いました。

講座を行う上での指導の工夫やポイントがあればお聞かせください。　

　受講者は1・2年生が中心で、上級生は数人程度というような感じでした。最初は自分の自己紹介と児童にもそれぞれ自己紹介をしてもらい、講義が一方的なものにならないように心がけました。

　事前に、低学年が中心と聞いていたので、小学校1年生で習う漢字を使ってビンゴやゲームを行うなど、児童が退屈になる時間を作らないようにしました。「分からないことを分かるようにする」のは学校の授業で良くて、サポーターとしての活動は「分かることを利用して更なる学習意欲の向上を図る」ということを目的にすべきだと感じました。

主催団体や受講者からの反応はいかがでしたか？

　「とても楽しい講義をありがとうございました。来年も是非よろしくお願い致します。」というお言葉をいただきました。

　実際に今回の授業を通して漢検にチャレンジしてみようと考えてくれた児童も多く、楽しみながら漢字学習への意欲づけができたようです。