漢字教育サポーター紹介制度
サポーター活動例
日本語教師を対象に漢字を楽しく指導する方法をレクチャー。
サポーター情報
登録番号:100929
活動地域:埼玉
対象:その他
活動場所:講師向け講座
いつ、どのような講座をなさったのですか?
私は、日本語を母語としない小中高生に対して、日本語を教える活動を行っています。それを通して得た経験から、埼玉県所沢市の日本語教師を対象に「漢字の学習方法」と題して、漢字の指導方法についての講座を開催しています。
講座を行う上での指導の工夫やポイントがあればお聞かせください。
講師に対して講座を行う時は、各教室の子どもの実態から挙がった漢字指導についての課題や要望を聞き、講座内容を準備しています。
講座は、「講座概要」「対象とする子ども」「該当する学年別漢字配当表の漢字」について解説した後、形が似た漢字や部首、同訓異字、送り仮名、筆順、音読み・訓読みなどテーマを決めて、漢字を使ったゲームなどを実際に体験してもらいます。その後、教材の作り方の紹介や、指導のポイントを整理し、質疑応答を受けます。
例えば、対象とする子どもを「漢字が嫌いでまったく勉強しない子」とした場合、漢字に向き合うことも難しいので、まずは漢字をカードやカルタにして引き込むと効果的だったと解説しました。
主催団体や受講者からの反応はいかがでしたか?
ゲームをする前に「小学◯年生になって楽しんでください」と言ってから行うので、気兼ねなく童心に返って楽しまれています。そして、「部首が苦手な子がいるからやってみよう」などと言ってくださり、明日の漢字指導に役立てているようです。また、「訓読みと音読みが苦手な子がいるんですが…」などと悩み相談を受けることもよくあり、皆さんとても積極的に受講してくださっています。
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