団体受検 取組事例(小・中・高 等)
小学校
漢検で日ごろの漢字学習の効果が実証できました/小学校/千葉
関東 / 千葉
[私立] 日出学園小学校
平山 淳子校長
小学校では、基礎学力の定着が重要であり、特に読み・書き・計算の力は確実に身につけさせなければなりません。本校では、「文字を書く」という行為を「全ての学習の基本」と位置づけ、独自に編集した漢字テキストを用いて、止め・はねはもちろん、文字のバランスに至るまで丁寧に指導しています。
漢検を導入した理由は、信頼性の高い客観的な尺度を用いることで、児童の学習到達度が明らかになるとともに、学校の指導の効果を測ることができると考えたからです。また、努力し達成することの喜びを味わう機会を設けることで、児童のさらなる学習意欲の喚起につなげたいという思いもありました。
毎年、受検の告知に際して、学校より受検案内を全児童に漏れなく配布しています。その結果、低中学年においてはほぼ全員が受検を希望し、そのうち9割以上の児童がそれぞれの学年の目標級に合格しています。
多くの児童が自信をつけたことはもちろんですが、教員にとっても、これまで継続してきた指導が身を結んでいると実感できるため、大きな励みとなっています。
※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。