団体受検 取組事例(小・中・高 等)
小学校
地域の絆、日本文化への興味を深めるきっかけに/小学校/東京
関東 / 東京
[公立] 世田谷区立烏山北小学校
校長 佐藤 剛彦 先生
本校では、世田谷区の取り組みである、教科「日本語」の取り組みをふまえ、「日本の文化を理解し大切にする子どもを育てる」ということから、日本の漢字という文化を大切にし、学び深めるために、「漢字検定」に取り組んでいます。
子どもたちが「漢字検定」に取り組む目標を自ら設定し、積極的、意欲的に挑戦することで、本校の教育目標「よく考え、最後までやりぬく子ども」を育成され、目指す児童像「夢もつ子ども」になってほしいと考えています。
実施にあたっては、年度内の検定日程を年間行事予定に組み入れるとともに、実施時期にあわせて児童や保護者にお知らせしています。また、家族や、地域のコミュニケーションを育むため、本校の児童の保護者、近隣の中学校に通う生徒など、地域の方の受検も受け入れています。受検用の案内やお知らせも、児童を通じてお渡しし、家族や地域の絆を深めています。
今年度からは、家族表彰制度を活用し、受賞者の家族を朝会に招いて、全校の前で表彰しています。家族で取り組む姿が、子どもたちやほかの家族にとってもよい刺激となっているようです。
日本人にとって言葉や漢字は、知力や豊かな人間性、社会性を育む上で役割が大きく、考える基盤であり、すべての知的活動の基盤でもあります。そして人間として生きる上で深い思索も言葉や漢字によって導かれます。母国語である日本語、その文化としての漢字の力を強めることが、知力や豊かな人間性・社会性を育むことに結びつき、これからの未来を創る子どもたちに育ってほしいと願っています。
学校紹介
校長:佐藤 剛彦(さとう たけひこ) 生徒数:573名
(校舎は旧校舎)
世田谷区の北西にある烏山北小学校です。学区の南側には、千歳烏山の駅前商店街があり、北側には寺町があり、学区内には、まだ畑があります。
全校児童は573名。目指す児童像は、『夢もつ子ども』です。毎日の生活を前向きに生きるための源は、意欲であり、夢であると思います。学校は、全教職員の情熱と愛で、子どもたちの夢を大きく育てていきます。
学校で育てる力は、人間力です。その人間力を、人間として、地域人として、日本人として、地球人として、の4つの視点から育てていきます。
平成22年4月から平成24年3月まで、校舎改築のため仮設校舎で生活しています。
どうぞ、きれいな仮設校舎にお出でください。(平成22.11.11現在)
※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。