団体受検 取組事例(小・中・高 等)
高校
通知表に表れない努力の成果として漢検取得を評価/高校/東京
関東 / 東京
[私立] 東海大学菅生高等学校
阿部 方行 先生
高校生活に目標を持つ
本校が生徒たちに望むことは、「高校生活にはっきりとした目標を持つ」ことです。ここには特別進学コースと総合進学コースがあり、さらに総合進学コースは普通類型・福祉類型・体育類型に分かれ、入学時に選択することになっています。ですから、本校に入学するにあたって、一人ひとりの生徒が「高校で何を学ぶか」をしっかり定めてきてほしいのです。漫然と3年間を過ごすのではなく、目標達成に向けて妥協せず努力してもらいたいと考えています。
生徒の幅広い可能性を測る
国語科では、数年来漢字能力の向上に力を入れています。これと関連して、漢検3級以上を取得している入学希望者に対しては、入試の際に加点優遇をしています。漢字学習の基礎作りができているというだけでなく、目標達成に向け努力する喜びを知っている生徒だと判断できるからです。また高等学校として、中学校における通知表には表れない努力の成果を評価し、その生徒の更なる可能性を測りたいと考えるからでもあります。
学習の基礎である漢字の読み書きを基本に、コミュニケーション能力も併せ持つ、バランス感覚にすぐれた「自主独立の精神に富んだ生徒」を育て、社会に送り出したいと考えています。
※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。