2011年の
「今年の漢字®」

絆
ハン・バン/きずな・つな・ほだ

意味

①きずな。物をつなぎとめるもの。ほだし。「羈絆(キハン)」
②つなぐ。つなぎとめる。ほだす。「籠絆(ロウハン)」

((公財)日本漢字能力検定協会発行「漢検漢字辞典第二版」・Webサイト「漢字ペディア®」より)

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獲得総数

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「絆(ハン・バン/きずな・つな・ほだ)」が表す2011年とは・・・

日本国内では、東日本大震災や台風による大雨被害、海外では、ニュージーランド地震、タイ洪水などが発生。大規模な災害の経験から家族や仲間など身近でかけがえのない人との「絆」をあらためて知る。
人と人との小さなつながりは、地域や社会などのコミュニティだけでなく、国境を越えた地球規模の人間同士の「絆」へ。
SNSをはじめとするソーシャルメディアを通じて新たな人との「絆」が生まれ、旧知の人との「絆」が深まった。
また、国際社会ではいくつもの民主化運動が起こった。
一方、ワールドカップで優勝した、なでしこジャパンのチームの「絆」には日本中が感動し勇気づけられた。

2011年は、未曽有の災害により、「絆」の大切さを知った年

応募者が「絆」を選んだ理由は、下記に分類できます。

「絆」を知る、気づく
東日本大震災で、家族や仲間の尊い命を失うことや、また連絡が取れず不安な日々を過ごした体験は、あらためて家族・友達・恋人・地域の人々との「絆」の大切さを知り、希薄になっていると言われる人間関係に気づくきっかけとなった。また結婚相談の増加や、婚約指輪の売れ行きが伸びるといったことからも、震災は未婚者が新たにパートナーとの「絆」を持つ契機ともなった。
「絆」が生まれる、つながる
タイガーマスクの伊達直人をはじめとする名義で、全都道府県の児童養護施設などに、ランドセルや文房具、現金などが届けられるという善意の「絆」が生まれた。
東日本大震災の被災地では、交通網が麻痺し、ライフラインが絶たれたが、日本全国各地、また世界中からボランティアが駆け付け、支援の「絆」が生まれた。
震災時の情報伝達手段としてSNSが注目された。その後、日常のコミュニケーション手段として活用する人がさらに増えた。
中東、北アフリカ諸国の民主化運動において、ソーシャルメディアが民衆の結集力を生み出す一助になったと言われた。
勇気と希望の未来への「絆」
なでしこジャパンがチームの「絆」により勝ち取ったワールドカップ優勝は、多くの国民に感動と、勇気、笑顔を与えた。

2011年「今年の漢字®」
トップ20

各漢字をクリックするとその漢字の意味を確認することができます。
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順位 漢字(読み) 票数
1 ハン・バン/きずな・つな・ほだ 61,453票
(12.36%)
2 サイ/わざわ 28,648票
(5.76%)
3 シン/ふる・ふるえる 26,972票
(5.43%)
4 ハ/なみ 17,832票
(3.59%)
5 ジョ/たすける・たすかる・すけ 14,011票
(2.82%)
6 フク/かえ・かえ・また・ふたた 12,948票
(2.61%)
7 キョウ/かな 10,285票
(2.07%)
8 シ/ささえる・つかえる・か 8,196票
(1.65%)
9 メイ・ミョウ/いのち・おお・みこと 7,979票
(1.61%)
10 リョク・リキ/ちから・つとめる 7,694票
(1.55%)
11 スイ/みず 7,302票
(1.47%)
12 ヨウ/ゆれる・ゆ・ゆらぐ・ゆるぐ・ゆする・ゆさぶる・ゆすぶる 7,224票
(1.45%)
13 セツ・セチ/ふし・みさお・ノット 7,029票
(1.41%)
14 キ・ケ/まれ・こいねが 6,701票
(1.35%)
15 セイ・ショウ/いきる・いかす・いける・うまれる・う・お・はえる・はやす・き・なま・いのち・うぶ・な・な 6,669票
(1.34%)
16 シン/こころ・うら 6,239票
(1.26%)
17 チ・ジ/つち・ところ 5,798票
(1.17%)
18 ゲン/はら・もと・たずねる・ゆる 5,147票
(1.04%)
19 ショウ/か・まさ・すぐれる・たえる 4,673票
(0.94%)
20 イチ・イツ/ひと・ひと・はじ 4,300票
(0.87%)

※応募者の記述をそのままご紹介します。

2011年「今年の漢字®」に「絆」を選んだ理由
  • この大震災で身内や身の周りの人が津波で流され、いままで味わったことがないくらいの辛さを経験したと思うので、こういうときにこそ知らない人や周りの人と協力し絆を大切にしていったほうがいいと思った。私も隣の人から食べ物をもらったりなどして助けられたときに「絆」を感じました。
    (宮城県/15歳/男性)
  • 今年は震災で多くの方々が亡くなったり全てを失ったりと生きる希望さえも見失いそうになりましたが、日本中、世界中の「絆」があったからこそ支えられて頑張ってこれたのだと思います。
    (福島県/42歳/女性)
  • 今回初めて応募します。今年はどうしてもこの字が選ばれて欲しいと思い応募しました。今年ほどこの言葉が心に深くしみ入った年はありませんでした。悲しい出来事の中で、人々がお互いに助け合って生きることの大切さを改めて感じた一年でした。
    (茨城県/43歳/男性)
  • 私自身も今年の大地震を体験しました。当時、水も電気も食べるものもなく、物資もすぐには届かず、近所の方とあるものを交換したりして生きました。その後、色々な方のご協力により現在の気仙沼があると思います。もちろん現在も復興に向けて一人一人が手を取りあって毎日頑張っていると思います。
    (宮城県/29歳/女性)
  • 被災地に住む者としては今年の漢字は『震』にも『災』にもなってほしくありません。震災後、日本全体で言われ続けてきた『頑張ろう東北』『頑張ろう日本』この言葉から感じる今年の漢字は『絆』以外には浮かびません。多くの悲しみや困難がありながらそれでも温かい支援や励まし、絆に支えられた半年間でした。人々の絆を感じた年でした。
    (岩手県/43歳/女性)
  • 我が地、会津は被災こそまだましで少なかったものの手塩にかけた作物が一部の心ない風評で廃棄の憂き目に…。しかしながら国民のほとんどの方の熱い想いが日に増して強くなってきております。本当に有り難い限りです。まさに国民一人ひとりの「絆」そのものです。
    (福島県/65歳/男性)
  • 私の地元は福島県です。震災が起こり沢山の悲劇な状況を間近に感じましたが、それ以上に家族皆が未来を信じ、絆を感じながら歩き出している為に選びました。
    (埼玉県/28歳/女性)
  • 東日本大震災のあと日本だけでなく、世界中に絆が広がり、又、今までよりも家族や近所の多くの人がお金で買えない大切な事を学びました。
    (群馬県/81歳/女性)
  • 東日本大震災、原発事故を通して改めて人と人、人と世界をつなぐ「絆」の力を感じたことと、それらをより強く、より身近なものにしたtwitter、Facebookなどの新たなツールが流行した年だと感じたので。
    (大阪府/27歳/男性)
  • 仙台でも震災にあい多くの方々から救いの手を差し伸べていただき非常に心打たれた。日本中は人間として絆で結ばれているんだと強く感じた。
    (宮城県/61歳/男性)
  • やはり今年はこの一字につきます。家族のために遠くまで歩いたり、5時間の行列に並んだり、知らない方から通りすがりに野菜をいただいたり…一生忘れられない一年になりました。
    (宮城県/49歳/女性)
  • 国内外を問わず大きな天災や政治経済不安によるデモ、内戦等が起こり悲痛な思いをする年であった中、人々が手を差し伸べ、助け合い、共に生きていくことが改めて大切であることを思い知らされた。人々の絆を大切にし、前向きに生きていくことで明るい未来が来てほしい思いを込めて「絆」を選んだ。
    (兵庫県/29歳/男性)
  • 東日本大震災の復興に当たり、最も必要であり、重要視されたのは人の絆でした。
    (宮城県/84歳/男性)
  • 震災がきっかけで、絆の重要性を感じる人が増えた。婚約指輪や結婚指輪の売れ行きが伸び、家族の大切さを再認識する人が増えたこと。
    (東京都/52歳/女性)
  • 震災にあい、心と心を結び付けてくれた絆は一生忘れない。町内の絆、地域の絆、市町村の絆、日本国民の絆、そして手をさしのべてくれた諸外国の絆、ありがとう!!
    (宮城県/49歳/女性)
  • 未曽有の大震災となった3月発生の東日本大震災。大自然の前の人間の無力さを知らされたが、この災難を克服しようとする人間の姿も見られた。どんな困難にも立ち向かっていく人間と、それをあたたかい心で支えようとする人々の姿に勇気づけられる思いがした。この言葉こそ人が人間たる証なのではないでしょうか。
    (山梨県/40歳/男性)
  • 3月11日の東日本大震災を始め原発、台風被害などと今年は災害が本当に多く、たくさんの命が失われました。その中で当たり前のように朝が来て家族がいる事、命の尊さを改めて知ることになりました。そしてたくさんのマンパワーが被災地に届けられました。人を救えるのは人なんだと感じた一年でした。縁もゆかりもない土地と人がたくさん結ばれた一年だと思いこの漢字を選びました。
    (千葉県/37歳/女性)
  • 東北大震災の甚大な被害で、日本人の価値観が大きく変わった。何よりも大切なものは家族や友人、地域、社会との絆であり、復興の為にも一番必要なものだと思うから。
    (山形県/51歳/女性)
  • ニュージーランドの地震、日本の地震、そしてタイの洪水など日本の各地でも助け、助けられ、海外とも助け助けられでいろいろな場所で絆を感じる一年だったからです。
    (山口県/24歳/女性)
  • 東日本は大きな自然災害と原発による放射能災害に見舞われたが、被災者と各支援者がお互いに手と手を取り合い、早期な復興を目指している。人と人とが手を取り合って、困難な局面と戦っているのは素晴らしい。
    (広島県/68歳/男性)
  • 東日本大震災は不幸な出来事でしたが、同時に人や海外の国との「絆」を感じた出来事でもありました。当時の菅首相が海外への感謝広告を出す際、「絆」という題名を使っていましたが、漢字を知らない外国の人々にも、この漢字が持つ意味を知ってほしいと思っています。
    (千葉県/38歳/女性)
  • 3月11日の大地震でみんなで力を合わせて頑張ろうという家族、友人、地域の絆を感じました。また、女子サッカーのワールドカップで日本が優勝し、仲間との絆を感じました。NHKの大河ドラマでも姉妹の絆・夫婦の絆・親子の絆が描かれています。こういった理由から今年を表す漢字として「絆」を選びました。
    (神奈川県/34歳/女性)
  • 震災の影響で家族で過ごすことの大切さが重要視され、クリスマスケーキ等の予約販売額が伸びるなど経済的な影響が出ている。また、なでしこJAPAN優勝の要因としてチームワークの良さが挙げられていることから。
    (滋賀県/30歳/女性)
  • 被災地だけでなく、国内全体、外国の人達もつながりを感じさせた震災。家族の絆、地域の絆、それを援助する日本人の絆、外国の人たち…多くの絆。これからも大切にしたいから。
    (埼玉県/50歳/男性)
  • 未曾有の大震災から、人々を救ってくれたのは、政治でもなくお金でもなく、それは人と人との絆だったと思います。一人じゃない。誰かと結ばれている絆を確かに、前向きに歩んでいきたいと思い、この漢字を選びました。
    (秋田県/28歳/女性)
  • 震災、原発、風評被害などあり災いの年であった。一方で全国からのあたたかい募金、復興祭などが企画された。災いでは暗くなってしまう。それよりも災いから絆が生まれたためこれを強く強調したい。そのためこれを選んだ。
    (岐阜県/40歳/男性)
  • 東日本大震災が起こった時に、日本中、世界中の人たちが助けてくれて、世界全体に絆が出来たような気がします。なでしこJAPAN、ソフトバンクなどの優勝も、絆があったからこそ掴み取ったものだと思います。
    (大阪府/17歳/女性)
  • 東北の地震と津波による大震災で日本中が絆の大切さを実感したと思います。また、「なでしこジャパン」が、世界一の快挙を達成してくれて、日本中を笑顔にしてくれました。日頃、過酷な環境の中で頑張ってきた彼女たちの絆の深さを感じる出来事でした。
    (静岡県/53歳/女性)
  • 1月の伊達直人のプレゼントで人と人との絆、3月の東日本大震災や2月のニュージーランド地震等、世界との「絆」のありがたさ、大切さを痛感した年だから。
    (茨城県/30歳/女性)
  • 未曽有の出来事に「絆」を強く感じた。肉親はじめ見知らぬ人々との「絆」が生じた。世界の経済でも一国だけでは成り立たず大きい「絆」で生き抜く時代になった。
    (埼玉県/67歳/女性)
2位「災」を選んだ理由

東日本大震災、台風の被害、ニュージーランド、タイ洪水など「災い」の多い年であった。

  • 新燃岳の噴火、ニュージーランドの大地震、東北の大震災、台風や豪雨、タイの大洪水等の天災に、原発事故や中国鉄道事故の人災など数多の災害が日本をはじめ世界を揺るがせた一年だった。2004年以来の「災」の字が思い浮かんだ。
    (沖縄県/24歳/男性)
  • 記録的豪雨から始まり、台風、夏の猛暑、東北大震災等、本当に自然災害に心を痛めた1年になってしまったので、「災」という漢字を選びました。
    (秋田県/36歳/女性)
  • 3月11日の東日本大震災、それによって引き起こった福島第一原発の爆発は人的災害。台風12号による紀伊半島の大水害災害があったからです。
    (香川県/66歳/男性)
  • 今年はどう考えてもこの漢字だと思います。東日本大震災。和歌山、三重を襲った台風の災害、ほかにも世界をおそう経済の災い。いろんな災害・災いがありました。
    (大阪府/31歳/男性)
  • 被災地仙台からです。今年はやはり東日本大震災や福島の原発事故、夏の台風災害とあり、日本だけではなく海外でもニュージーランドやトルコの地震、タイ洪水など「災い」の多かった年だと思います。この震災および災害を忘れないためにも「災」を選びました。
    (宮城県/24歳/女性)
3位「震」を選んだ理由

東日本大震災や原発の放射能漏れ問題、節電中の停電などへの恐怖に対する「震」や、カダフィ政権崩壊、野田新内閣成立などの政治的激「震」、なでしこジャパンの活躍に心「震」えた。

  • 東日本大震災をはじめニュージーランド地震など世界各地で地震多発、京大カンニング事件、島田紳助引退、鳥インフルエンザ、ユッケ中毒、大相撲八百長問題、電力会社やテレビ局の不祥事等社会を震撼させる事件が頻発。
    (京都府/52歳/男性)
  • 震災。揺れに震え、津波に震え、停電して寒さに震えました。
    (宮城県/32歳/女性)
  • やはり今年は世界的に見ても台風や洪水に地震などの震災が多かった年だと思い、これから何十年かけての復興と子供たちの輝かしい未来のために忘れてはならない瞬間である「震」を選びました。
    (兵庫県/40歳/男性)
  • 今年は、東日本大「震」災に始まり、節電の中停電する恐怖に「震」え、なでしこジャパンの活躍に心「震」え、ジャスミン革命やカダフィ政権崩壊、野田新内閣成立など政治的にも激「震」が走った一年であったため。
    (福岡県/28歳/男性)
4位「波」を選んだ理由

東日本大震災の大津波で多くの貴重な人命と住み慣れた思い出がいっぱいの家屋や町を奪われた。経済の大きな波、地上デジタル波への移行などもあった。

  • なにより震災の津波被害の「波」、地デジ移行の地上波など電波の「波」、市民の力により独裁者が倒れたりする傾向が「波」ウェーブのように世界に広がっているから。
    (東京都/52歳/男性)
  • 東日本大震災の津波が衝撃的であった。TPPなどのグローバル化の波も押し寄せてきているので今年は『波』だと思いました。
    (北海道/48歳/女性)
  • 東日本大震災での津波の被害が大きかったことや、被災して多くのボランティアや救援物資、有名人も来てくれたりと人から人への波が感じられた年だから。
    (宮城県/13歳/女性)
  • 東日本大震災での大津波、紀伊半島では台風による土砂崩れの山津波、海外からは欧州危機や円高の日本経済に影響を与える不況の波、TPP参加要請の国際化の波、様々な波が我々を襲った一年でありました。来年こそは、穏やかな波でありますように。
    (三重県/50歳/男性)
5位「助」を選んだ理由

東日本大震災の被災者が多くの方の手で助けられ、日本は海外からも助けられ、そしてギリシャにユーロ圏各国の支援があったように海外でも助け合いの状況が見られた。

  • 日本中が「助け合い」の気持ちになりました。自分の出きる事は何か自問自答した年でした。一人一人の小さい頑張りが「助け合い」に繋がると、「助け合い」との気持ちをずっと長く持ち続けたいと「助」を選びました。
    (北海道/46歳/女性)
  • 東日本大震災では、国内だけでなく世界中からあらゆる支援の手が差し伸べられ、被災地は助けを受けました。またヨーロッパはギリシャの危機に、ユーロ圏各国がギリシャに対し経済的支援などの助け船を出しました。今年は人々の助け合いの素晴らしさ、温かさを切実に感じる一年だったので、「助」を選びました。
    (大阪府/40歳/男性)
  • 今年は東北地方で地震がおきて、沢山の命が奪われました。しかし、これからの日本のためにと日本人だけでなく、沢山の国の人も支援してくれました。そんな私は人間の助け合う心に感動しました。
    (愛知県/15歳/女性)
  • 思えば今年はタイガーマスク現象から始まった。2月にはニュージーランド地震。そして3月、もはや言うまでもない。今も現在進行形の東日本大震災と福島原発問題。さらに9月には台風で大きな被害が出た。タイ大洪水、トルコ大地震と。助けを求め、助けを送る。いわば救助の連続だったのである。
    (千葉県/40歳/男性)
6位「復」を選んだ理由

東日本大震災だけでなく、台風による災害などが発生。スピードはまちまちだが、復興・復旧・復活が全国各地で待たれている。

  • 大震災による様々な被害。ゆっくりと激しく襲った台風、それらの被害からの復興、いま日本、日本人が最も力を尽くしていることだと思う。だからこそ復興の「復」、なんどでも立ち上がる日本人の根性復活の「復」。
    (埼玉県/16歳/女性)
  • 3.11未曾有の東日本大震災からの復興を合言葉に日本中が立ち上がっている。また海外でも大規模な地震が起こっている。さらに財政金融面では超円高、ギリシャ等の財政破綻等々、復興への建て直しが迫られている。
    (山口県/72歳/男性)
  • 東日本大震災や、台風などの数々の災害で、来年新たな一歩を踏み出すために日本人みんなが一丸となって復興に取り組んだ一年だったし、これからもどれだけ早く復興ができるかがキーワードになっていくと思い「復」を選びました。
    (兵庫県/27歳/女性)
  • 日本全体で復興・復活・復帰しよう!という意識を常にもって頑張った一年だと思います。まだ心の復帰は出来ないかもしれないですが、今後も皆の意識に常にこの気持ちを持ち続けられればと選びました。
    (静岡県/46歳/男性)
7位「協」を選んだ理由

東日本大震災復興のための支援や節電など様々な場面で協力し合う姿が見られた。

  • 今年はなんといっても地震が記憶に残る年でした。でもそこで協力して助け合う日本人の強さを見ました。力を3個プラスする協という字が一番だと思いました。
    (神奈川県/36歳/女性)
  • 震災後のボランティア、節電への国をあげた協力、円高にもかかわらず雇用を確保する企業、タイ洪水への支援、などなど「協⇒力を合わせる」ことでこの苦難を乗り切ろうとする日本人の美徳があらわれた1年でした。
    (東京都/41歳/男性)
  • 震災後みんなで協力して復興してきているから。政権も協力して損得ではなく相手を思いやる気持ちで頑張って心をひとつにしていただきたい。
    (福井県/33歳/女性)
  • 東北大震災が起こり、多くの人が募金やボランティア等で被災地の方とともに助け合っていたのが印象的な1年でした。なので協という漢字にしました。
    (鹿児島県/15歳/女性)
8位「支」を選んだ理由

家族や仲間、地域の人達、日本国内のみならず、世界中から訪れるボランティアによる復興支援活動に支えられた。

  • 東日本大震災で祖父母の家が流され、自分たちも生活が困難になりましたが家族や親戚、地域の方々やボランティアの方々に支えられて無事に今大学に通わせてもらえてるので「支え合う」の支にしました。
    (宮城県/18歳/女性)
  • 支え合う。震災で国内外からの支援を受けて、たくさんの人々から国から募金や援助・支援をもらった日本。どこの国であっても世界は一つ、人類は助け合って支え合ってこれからも生きていきましょう。頑張れ日本!
    (広島県/56歳/男性)
  • 今年は震災や津波や台風、いろいろな被害で多くの方が尊い命をなくされています。その中で、周りや他府県、他国と、周りが周りを支え、信頼、信用など支えがあってこその命だと思うので。
    (大阪府/25歳/男性)
  • 東日本大震災では節電がとても叫ばれてました。しかし誰もが東北を支援するために節電に取り組みました。復興支援がとても印象に残る一年でした。
    (愛知県/20歳/女性)
9位「命」を選んだ理由

東日本大震災で多くの尊い命が失われた経験から、命を大切にしたいと再認識した。

  • 千年に一度と言われる大震災が起こり、多くの方が亡くなり、今でもなお震災に苦しんでいる方がたくさんいます。「命」ということをこれほど真剣に考えたことはありませんでした。自分も被災した一人として、「命」をしっかりと引き継ぎ生きていこうと思っています。
    (岩手県/35歳/女性)
  • つらい事がたくさんあった一年の中で、生きているということを痛感しました。命の上にすべてがあることに、改めて感謝したいです。
    (長野県/18歳/男性)
  • 今年はたくさんの人や動物や植物の命が失われました。せっかく生まれてきたのだから、神様から与えられた命を大事にしたいと思ってこの字にしました。
    (神奈川県/9歳/女性)
  • 今年は、多くの尊い命を失う東日本大震災にあい、命の大切さを誰しもが感じずにはいられない一年でした。また、失った命の分まで皆が一つになって前進して行こうと、人間として本来大切なものまで気づかされた一年だったのではないでしょうか。ひとつひとつの命。そして、ひとつとなる命。命抜きでは語れない2011年、この一文字を選ばせていただきました。
    (沖縄県/41歳/女性)
10位「力」を選んだ理由

自然の力、原子力、復興への力、サッカーなでしこジャパン優勝の選手の力、応援の力。

  • 3月11日、大震災で自然の「力」のすがたを再認識した。なでしこJAPANから力をもらった。
    (広島県/21歳/男性)
  • 自然の力、地球の力の凄さ、凄まじさをまざまざと見せ付けられた年だった。それに対する人間の無力さも実感した。しかし、それから立ち上がろうという人間の力、地域の力、日本の力も強く感じることが出来た年だから。
    (山梨県/38歳/女性)
  • 津波・地震の破壊力、原子力発電所事故、全国的洪水等の破壊力に平安な暮らしを多くの国民は奪われました。しかし被災地は復興に絆の力を全力で出し頑張っています。
    (宮城県/71歳/男性)
  • 地震、津波、台風といった自然界の威力にさらされ、原子力の安全神話の崩壊や電力の不足と、さまざまな力に翻弄された一年だったけれど、福島第一原発への東京消防庁の放水活動や、被災地で活動する医療チーム、瓦礫の中で奔走するボランティアなど、どんな事態であっても人は決して無力ではないのだと、あらためて人の持つ力に期待し感動する機会も少なくはなかった一年だった。
    (東京都/47歳/男性)
  • 復興の力、日本の力、震災により自然の前での人間の小ささを見せつけられたとともに、そこから這い上がり、復興に向けて日本が世界が一つになった。その大きな力をイメージしました。
    (神奈川県/34歳/女性)
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募集期間

2011年11月1日(火)~12月5日(月)

募集方法
  • 全国の新聞、雑誌、ホームページにて募集告知
  • 応募箱設置
    (清水寺、東京タワー、名古屋テレビ塔、京都タワー、書店、ホテルなどに加え、企業、公共施設、福祉施設など全国4,587箇所)
  • 学校や塾などへ団体応募の案内
応募総数

496,997票

応募方法 応募数
はがき 7,848票
FAX 653票
ホームページ 7,292票
応募箱
※全国4,587箇所に設置
146,351票
団体応募
※3,881団体が応募
334,853票
合計 496,997票
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