団体・学校関係者の方へ
「今年の漢字®」はこれまで、小・中学校や高等学校、塾などにおける学習活動や、
企業の研修、施設でのレクリエーションなど多くの場面で親しまれてきました。
自ら考えたり家族や仲間と語り合ったり取り組み方は様々。
ぜひ、「今年の漢字®」をみなさんで考えてご応募ください。
2024年
「今年の漢字®」
- 意味
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①かなもの。鉄・銅などの鉱物の総称。「金属」「合金」
②きん。こがね。おうごん。「金塊」「純金」
③りっぱな。美しい。「金言」「金剛」
④ぜに。通貨。おかね。「金額」「貯金」
⑤五行の一つ。
⑥七曜の一つ。金曜。
⑦将棋の駒(こま)の「金将」の略。((公財)日本漢字能力検定協会発行「漢検漢字辞典第二版」・Webサイト「漢字ペディア®」より)
詳しい意味を「漢字ぺディア」で見る
- 応募数
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12,148票/221,971票
「今年の漢字®」の結果の
お知らせにご活用ください。
「今年の漢字®︎」結果発表ポスター
実際に取り組んだ団体の声
その年の社会で起きた出来事を振り返って漢字一字で表す「今年の漢字®︎」は、
様々な学習の場面で取り組まれています。
その一例を実際に取り組んだ団体の声とともにご紹介します。
学校・その他
- 活用法
- 世の中に目を向けさせるために、第3学年のすべての子どもを対象に、Google Formを通して回答させました。漢字一文字を考える時間を数日間とり、その間に家庭で話題にすることを推奨しました。
- 児童の反応
- 家庭で話題にしながら考えた結果、それまで見えていなかった世の中の動きに気付いたり、ニュースに関心をもったりする姿が見られました。
- 活用法
- 中学1年生200人を対象に、特別活動の時間に学年で実施しました。1時間でその年の主な出来事を個人でワークシートに記入させ、そこから今年の漢字一字を決定させました。また、あわせて「自分の今年の漢字」も考えさせ、自身の1年の振り返り活動も行いました。
- 生徒の反応
- 学年の掲示板に、生徒の集約結果の1位から5位までを掲示したところ、生徒は関心をもっており、結果発表の日を待ちわびています。
- 活用法
- 清水寺での発表後に、修学旅行で京都を訪れる予定があったので、2年生を対象に行いました。
- 生徒の反応
- 今年を振り返るいいきっかけになりました。また、自分の持っている情報と、知っている漢字を結びつける思考を働かせるいい機会にもなりました。
- 活用法
- 道徳の授業で「文化の伝承」をテーマに学年単位で授業を行いました。
- 生徒の反応
- 漢字に対する意識が上がりました。また、今年の出来事を振り返り、日本で起きたことや世界で起きたことを深く考えることができました。
- 活用法
- 「国語総合」の時間に1学年全員を対象に行いました。ワークシートを用いて今年の出来事を振り返り、連想した漢字については、読みや意味、熟語等を調べ、漢字に対する知識を深めました。
- 学生の反応
- 今年一年の振り返りをしたことにより、さまざまな分野の出来事を改めて確認し、自身の意見を述べることができました。
- 活用法
- 世の中のことに少しでも関心を持ってもらいたかったので、今年の世相をご家庭で一緒に考えて応募してくれるように教室だよりに書いて募りました。
- 生徒の反応
- 小学生は「お母さんと一緒に考えた」とか、「辞書を引いて漢字を調べた」という声が聞けました。
- 活用法
- 国語の時間を活用して実施しました。iPadやSurfaceを用いて今年の出来事を調べさせ、そのままMicrosoft Formsで回答をさせました。
- 学生の反応
- 今年1年を振り返って様々な思い出を振り返っていました。また、漢字の読み方を再確認できたり、書き順や熟語なども意識して調べていたので良い機会になりました。
- 活用法
- 自分自身が生まれた年に起きた出来事と、その年の「今年の漢字®」を調べる活動をして、出来事と漢字の関連について考えてもらいました。その後、今年の出来事について調べ、「今年の漢字®」を自分たちなりに考えてもらいました。
- 生徒の反応
- まず、出来事と漢字の関連を調べていくことで、世の中の出来事に関心を向けるきっかけになったと思われます。また、「今年の漢字®」揮毫( きごう) イベントを、今年は「自分自身も関わっている」という意識が生まれたようです。授業時間の関係で、発表の瞬間は見られませんでしたが、自分が考えた漢字がどうなるかについては興味があったようです。
- 活用法
- 「漢字を身につけよう」という学習の際に、漢字に興味を持たせる為に実施しました。用意されていたワークシートを活用し、全体でこれまでの「今年の漢字®」を振り返り、今年の出来事を挙げてもらいました。その後、個人で考えさせました。
- 生徒の反応
- 自分の選んだ漢字が、清水寺で大きく書かれるかもしれないと話をすると、意欲的に取り組んでいました。漢和辞典を活用したり、一つの漢字に複数の出来事を絡ませたりと、工夫して取り組んでいました。
- 活用法
- 20人前後で漢字について学習する授業で活用しました。ホームページ上のワークシートを利用し、以下の様に展開しました。
1、スマートフォンなどを利用して、今年のニュースを調べる。1人5個以上。
2、隣の人と情報交換をし、残りの空欄を全て埋める。
3、「今年の漢字®」を考える。
- 生徒の反応
- 「今年のニュース」をインターネット等で探させることで、時事問題対策になり、良かったと思います。また、マニアックなニュースを発見して友だちに話すなどしている生徒もいて、楽しそうでした。
- 活用法
- 全員に2枚ずつ応募用紙を渡して、保護者の方も含めてみんなで参加しました。
- 生徒の反応
- 漢字を思い付くまでに1年間の出来事や思い出話をするのが楽しく、毎年、子供たちは喜んで取り組んでいます。友達と相談することなく、自分で考えてくる子もいました。軽い気持ちで選ぶことなく年相応の考え方で取り組めたと思います。
- 活用法
- 国語の授業にて、全体で今年あったことや、ニュースを出して振り返ったあとに、個人で考えてもらいました。
- 児童の反応
- とても楽しんで取り組んでいました。一人でたくさん書く子もいました。
- 活用法
- 授業活性化の一環で、グループワークに取り入れました。
- 学生の反応
- 今年一年の振り返りや、自分自身にとっての一年の振り返りに役立ちました。漢字を学習するだけでなく、漢字そのものに対して関心を持ったようです。
企業
- 活用法
- 表記の用語や漢字の使い方について学ぶ社内での勉強会において「今年の漢字®」を考えることで、今の世相にあった言葉や文字を再認識できました。
- 参加者の
反応 - 普段、じっくりと漢字について考えることがなかったので、面白い取り組みだったという意見がありました。また、今年1年を振り返り、総体的にどんな世相だったのか、また、自分たちの生活において、漢字がどのような意味・インパクトを持って存在しているのかを認識する機会になりました。
- 活用法
- 各部署のMicrosoft Teamsで参加を呼び掛けました。
- 学生の反応
- 今年の漢字に応募したかどうか、など話題になっており、コミュニケーションが促進されていました。