1997年の
「今年の漢字®」

※応募者の記述をそのままご紹介します。

1997年「今年の漢字®」に「倒」を選んだ理由

• 大型の企業倒産、金融・信用システムの倒産、日本の社会システムそのものの倒産。
  （神奈川県／32歳／男性）
• 今年は、山一証券の自主廃業や大手スーパーのヤオハンの倒産など、一流企業の予想外の倒産が続きました。また、悲しい出来事でしたが、エジプトの観光地で大勢の観光客が凶弾に倒れたことが心に残りました。
  （静岡県／43歳／女性）
• 今年は、山一証券、北海道拓殖銀行など大手企業が倒産し、日本は景気が回復しておらず、ますます就職が難しいことが現実であることがわかります。
  （兵庫県／28歳／男性）
• 今年は不景気であった。不景気イコール倒産という字が見えてくる。小さい商店も品物が売れないし、大会社も商品が売れずに青い顔だ。橋本政権も倒れそうだし、ボーナスも減額だ。みんな共倒れのイメージだ。従って今年は『倒』である。
  （東京都／34歳／男性）
• 金融業、倒産多し。銃弾に倒れ悲痛の思い…。サッカーは敵を倒し、念願のワールドカップ出場なる。
  （秋田県／56歳／女性）
• 倒産の倒であります。景気は確かに後退中。日本の国が倒れませんよう、祈ります。
  （大阪府／43歳／男性）
• 倒…今年はこの文字がピッタリでしょう。今、世間では、山一証券の倒産などで、暗いニュースばかり。と、思いきや、がけっぷちでワールドカップ出場権を得たサッカー日本代表には驚倒させられて。安室奈美恵の入籍にもかなり圧倒させられました。
  （鳥取県／18歳／女性）
• 今年もたくさんの事件、出来事がありました。神戸の少年による殺人事件、最近では大銀行、証券会社の倒産…経済的意味ではもちろん、精神的な面でも日本はどんどん倒れていくのでは…と不安になります。
  （奈良県／30歳／女性）
• 生保、銀行の倒産が相次ぐ中、大手メーカー、百貨店などが総会屋への利益供与していたことで、それらの経営陣が次々に倒れたこと。さらに、行革も見かけ倒しに終わったこと。本当にみんな倒れてばっかり…。
  （長崎県／29歳／女性）
• ないと思っていた銀行や保険会社が倒産し、それを聞いて倒れた人も多かったのでは？これまでの常識も“倒れて”いく…
  （北海道／30歳／女性）
• バブル崩壊などによる、大型企業の倒産が相次いだ。また、都市銀行までが倒産し、神話が崩れた（倒れた）年であった。
  （東京都／55歳／男性）
• 証券会社の信用がガタガタ“倒れ”、次から次へと銀行が“倒れて”いく中で、“ガンバレ日本”の応援の声にＷ杯サッカーアジア最終予選でイランを“倒して”…“驚倒”させられた年。
  （福岡県／52歳／男性）
• ダイアナ元妃、マザーテレサ、鄧小平氏といった一時代の象徴ともいうべき人々が交通事故や病に倒れて亡くなった。また山一証券や北海道拓殖銀行などが信じられない倒産をした。
  （香川県／28歳／女性）

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