部首でわかる「陶器」と「磁器」の違い
ふだん使っている食器のことを「せともの」ということがあるが、実は、陶器の名産地である「愛知県の瀬戸でつくられたもの」という意味なんだ。瀬戸産の陶器が日本全国で広く使われていたことが理由だよ。
また、「陶磁器」とまとめて呼ぶことがあるが、「陶器」と「磁器」の違いはわかるかな?
陶器と磁器は見た目には同じに見えるものもあるが、「陶器」は粘土を原料とし、磁器は石を砕いた粉を粘土に混ぜてつくられるんだよ。それぞれの部首が、積み上げた土をあらわす「阜(阝)」と「石」になっていることから、材質の違いがわかるよね。