「千紫万紅」とは、色とりどりの花が咲き乱れている様子を表していて、「千紅万紫」とも言うぞ。 千変万化、千思万考、千差万別、千言万語など、「千」と「万」を使った四字熟語は多いね。これらはどれも、本当に千や万もあることを言っているのではなく、「たくさん」という意味で使われているんだ。 ちなみに、千、万より上の数の単位で、もっとも大きなものは「無量大数(むりょうたいすう)」。10の68乗というから、本当に果てしない数だね。