「潤色」「豊潤」「潤滑」などに使われる「潤」のつくりは「閏(うるう)」と読み、「閏月」「閏年」など、日数や月数が平年より多いときに使うよ。そこから、「閏」は定まったものからはみだすことをあらわすようにもなったんだ。その「閏」にさんずいをつけた「潤」は、じわじわと余分にはみ出た水分のこと、つまりはうるおいがあることをあらわすようになったんだ。さらには、元金からはみ出した部分=「もうけ」という意味ができ、「利潤」などに使われるようになったんだよ。