3つに共通する「対」には、「向かい合う」という意味があるんだ。一体、何と何が向き合っているかが、「たいしょう」を使い分けるポイントだよ。「対象」は、「対象年齢」「研究対象」など、何かの興味や関心が向かう相手や目標のこと。「対称」は、「左右対称」「対称図形」など、何かがある点や線を軸として上下や左右につりあっていること。「対照」は、「対照実験」「対照的な性格」など、何かと何かを照らし合わせて比べるときに使うよ。