「柔」は、曲げても折れないで元に戻ろうとする木の板をあらわす漢字なんだ。だから、「柔らかい毛布」「体が柔らかい」など、力を加えても元に戻る場合に使われるぞ。そこから、「発想が柔らかい」「物腰柔らか」「柔らかな日差し」など相手を受け止める、包み込むイメージでも使ったりするね。 「軟」は、車がやわらかく動いて手ごたえがないことをあらわす字で、「軟らかい豆腐」「軟らかく煮る」など、形がくずれやすい、一定の形をもたないことをあらわすときに使うぞ。