営業職・研究職の新入社員が、業務に必要な高い情報伝達力を身につけるために
製薬D社
会社プロフィール
事業内容:医薬品の製造・販売
従業員数:約10,000名
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対象者
新入社員
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導入目的
営業職・研究職として配属される新入社員が、業務に必要な高い情報伝達力を身につけるため。
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導入背景
- 新入社員は主に、営業職や研究職として配属される。
- 営業職は社内外の相手に対して、メールや電話で頻繁に情報伝達をしたり、互いのメリットを最大限に発揮できる提案や調整をしたりする。また、研究職は複雑な研究結果をまとめ、特許を申請する。いずれの職種でも、情報伝達の際「情報が相手に正しく伝わっているか」や、「情報を渡しすぎて相手に負荷をかけていないか」という観点が必要になる。
- 新入社員が配属後に苦労しないよう、文章で相手に情報を的確に伝える力を育成したいと思い、文章力の研修を行うことにした。研修では、まず最初に新入社員全員がアセスメントを実施した。
- アセスメントで基準点に達しなかった社員は「集中的な育成対象」と位置付け、学習用のテキストを配布して個人学習をさせ、二度目のアセスメントを学習の「効果測定」の機会として設定した。
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導入形態
アセスメント:アドバンス
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コンテンツ導入の効果
アセスメントでは、論理的文章力に必要な5つの要素(論理構成力、文章作成力、表現・校正力、要約力、読解力)がレーダーチャートで評価され、結果資料に掲載される。人事担当は新入社員と1on1の面談で結果資料を使った振り返りを行い、復習を促している。各社員の得意な分野を伸ばし、不得意な分野を補うフォロー体制の構築に役立っている。