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伝えたいことがあるときは、情報整理が肝心！

社会人・大学生編

1:智和君:よ～し今進行中の案件についてGOサインが欲しいから社内決裁書を書くことにしよう！

2:智和君:よしよし、いい感じで仕上がってきたぞ～。あっ、あのことも書いておこう。

3:智和君:ちょっと待てよ、これも入れておいた方がいいだろうな。こっちの話も必要かもしれない。情報がいっぱいあったら、井本課長も喜ぶよな！うん！これで完了。さっそく提出しようっと！

4:井本課長:なんじゃ、こりゃー！！！やり直し～！！

智和君:あんなに一生懸命書いた社内決裁書なのに、井本課長にエラい剣幕で怒られたんです。

文章検先生:あら、そんなことがあったのね。

智和君:書き直して再提出って言われてるんですけど…。何がいけないのかなぁと悩んでしまって、手付かずで。あ～、どうしよう。

文章検先生:課長に言われたこと覚えてる？

智和君:文章が長すぎて、量も多い。何を言いたいのか、何回読んでもわからない、解読不能って言われました。

文章検先生:はは～ん。もしかして、必要項目の整理もせずに、いきなり書いたんじゃないかしら？

智和君:必要項目の整理…？

文章検先生:やっぱりね。社内決裁書の場合、上司に伝えたいのは、目的や効果よね。書き始める前に、伝えたいことについて情報を整理しましょう。

智和君:確かに、この前は情報を整理せずに、いきなり書き進めてしまいました。でも、今の話を聞いたら、うまいこと書けそうな気がしてきましたよ！！

文章検先生:情報を整理しながら、誰が読んでも理解できるか、どのような情報をどの順番で伝えるか、を考えて。情報を入れすぎるのも省きすぎるのもダメよ。論理構成はデキる社会人の基本！これができたら、もっと仕事がスムーズに進むと思うわ。

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